ニュース&コラム
大学入試改革セミナー開催しました
2019年 1月 14日
「未来のこどもたちのために、
いま知っておくべきこととは?」
サクセス初の公開セミナーを開催しました
2020年=来年に迫った教育改革のスタートが目前のいま、”現実に起こる教育環境の変化やその対応を塾生内外に広く知っていただこう”という趣旨で去る1月12日、個別志導のサクセス岡崎康生校で「教育改革セミナー」を開催しました。
当日は塾生保護者さま、サクセス関係者のほか一般の保護者さま、個人の方までさまざまな分野から約40名にお越しいただき、熱心に聴講いただきました。
セミナーでは、前半にサクセス代表の近藤成人塾長から「入試改革の概要と実情」について、直面する高校・大学入試の現状や旧来の入試からの変貌ぶりを紹介。
“入試(学力試験)=科目別ペーパーテスト”という既成概念が打ち砕かれていく過程にあることの一端を、2018年度入試の実例から説明しました。
後半は安藤塾(三重県伊勢市)塾長で公益社団法人全国学習塾協会会長、そして”経済産業省「未来の教室」とEdTech研究会”の委員でもある安藤大作先生から、
「これからの未来で必要になる力」と題し、いまの子どもたちが大人になったとき、豊かで幸せな人生を送るためにどう自立しなければならないのか。
それを支える教育環境の実情はどうなっているのか?などについてお話いただきました。
教育環境にお子さまを置いているにもかかわらず、普段なかなか触れることができないままの現状や国政レベルで進む教育改革最先端の実情など、少し難しく大きなテーマでしたので、どれほど関心を寄せていただけるのか正直なところ不安ではありました。
しかし、講演の後には積極的なご質問を次々と出していただき、お子さまへの大きな愛情とともに未来から求められる人間力への漠然とした不安の大きさを感じ、できる限りのお答えを提示いたしました。
恐らくまだ保護者さまのどなたもご存じない、でも既にその波が確実に訪れている社会と教育環境の変化を、じわじわとではありますが感じていただけたようで、セミナー開催の甲斐がありました。
なぜ学習塾がセミナーを公開でするのか?
ところで、なぜ地域の一塾に過ぎないサクセスがそんなセミナーを公開で行うのか?と、疑問に思われたかも知れません。それは…。
実は噂されている教育改革は、ようやく噂にのぼってきた大学入試にとどまらず、高校から幼児まで全ての子どもたちの将来が激変する革命ともいえるもの。とは言え”大学入試センター試験がなくなるんでしよ?”程度の誤った情報を鵜呑みにしていては大変なことになる、という現実。
そして、生活環境の激変によって”親世代の価値観は全く通じない”新時代の子どもたちの置かれる学びの場の実態を少しでも早くお伝えしなければ…、ここ2年ほど蓄積してきたそんな想いからでした。
たった一回でどれほどお伝えできたかわかりませんが、今後も最新情報を織り交ぜながら、さまざまな切り口でこのようなセミナーを定期的に開催していく予定です。
今回残念ながら機を逸してしまわれた方も次の機会には是非、ご参加いただきたいと思います。