ニュース&コラム
強い心と自らの選択
平成24年、西暦2012年の幕が開きました。
”天変地異が世界規模で起こり大変な昨年でした”とは、どこのニュース、新聞でも言われ尽くしています。
が、今年はそれ以上に世の中が混乱する、との予想が大勢です。復興への注力など日本経済の先行き不透明、世界的な自然災害の余波、金融市場や朝鮮半島、中国内の大きな変動などなど、要因は誠に多種多様に出揃っています。
学校関係では、中学校の教科書改訂に伴う受験スタイルの変更と、それに対応するための学校授業が読めないこと、学力二極化への対応が不十分なこと。
英語必修化にもかかわらず、実用には小1レベルからの英語教育はまだまだ先であること。
子供の育成には最も有効な幼児教育がまだ浸透していないことetc…。
まるで”龍が暴れ回る”ような今年になりそうですが、そんな混乱の中で一人ひとりに求められるのは、
周りに流されない「強い心と自らの選択」
です。混迷の時代はどうしても不安が強調されるあまり、何かにすがりたい、という思いが高まり周りの動きに同調してしまいがち。でもそれが自分にとって本当に必要なことなのか、タメになることなのか、半年後、1年後、3年後に自分の力になっているものか。そんな視点で考え、自分自身が決める。そして、これと決めたらぶれずにやり通す。そんな強い意思と決定が、大きな鍵になると思っています。
さて、新しい年明けにあなたはどんな目標を立てましたか?
受験生はもうほとんど目標が固まっているはずですね。ですから、勝利を手中にするまではわき目も振らずひたすら勉強あるのみです。
そのほかの学年の人も、新しい学年に向けて5つくらいの目標を建てましょう。そして、紙に大きく書いていつも目にするところ、例えばリビングや食卓の壁に貼っておきましょう。大事なのは「紙に書いて貼っておく」ことです。
いつもいつも家族みんなに見られることで忘れず、意識し続けられることが大きなポイントなのです。
本当は年末までに目標建てするのが望ましいのですが、今からでも遅くはありません。「通知表を3ポイント上げる」「提出物をテスト1週間前に終わらせる」、「英語で自己紹介する」、「そろばん5級合格」、「附属小合格」などなど、今年あるいは新年度のなりたい自分を思い描いて「…する」という言い切りの形で書きましょう。
半年後の自分は、今何を選ぶか、どうするか、で既に決まっているーー。
半年後、といったら中学生なら1学期末テストが終わってしまっています。その頃の自分が今決まってしまうとしたら…。
たしかに、目標建てをして実行してもすぐに形になるわけではありません。それが身を結ぶのは数ヵ月、場合によっては数年後かもしれません。
でもその目標に向かって努力を始めれば、「千里の道も一歩から」で確実に達成に近づくのです。
だからいま始めれば、半年後の自分は見違えるようになっている、ということも否定できません。先生たちの指導を本気で受けとめ大変身した教え子たちを何人も見てきていますから、”これは真実だ”と言い切ってもいいと断言します。
あなたの今年の目標は何ですか?
今日目標を建て、紙に書いて貼り、新年最初の授業・レッスンで教えてくれたら嬉しいです。
もしどうしたらいいかわからないなら、喜んで相談をうけますよ。
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