ニュース&コラム
習字の筆っこ
2021年 12月 3日
習字の筆っこでは、いきなり授業に入ることはありません。まずは習字の基本所作、横画・縦画・斜画などを学ぶ「ウォーミングアップ」。止め、ハネ、払いなどの漢字を書くための基本が網羅されている教材「なぞり書き」、そしてお手本で学ぶ漢字の書き順を練習してから始めます。
美しい文字を描くためには、「書」が持つ、独特のリズムを体得することが重要です。「スーッと、はらう」「ぐっと一度力を入れて」「クっと止める」といった書が持つリズム感を伝えることが非常に難しいのですが、筆っこでは独自に開発したヴィジュアル指導法でこのリズムを体得しています。
習字の筆っこでは、毛筆の授業、硬筆の授業の両方を提供します。毛筆で「字」の基本構造を学び、そしてそれを硬筆の授業につなげていきます。硬筆の授業では、書いた字を自ら判定し、見る目を養いながら上達する、筆っこオリジナル硬筆練習プログラムで授業を進めていきます。
鉛筆を正しく持つと、字が綺麗にかけるようになりますし、姿勢も良くなります。また、見ていて美しいですね。習字の筆っこでは、正しい鉛筆の持ち方をしっかり指導していきます。
毛筆、硬筆の授業ともに、自分の名前を綺麗に書けるように指導していきます。お父様、お母様から授かった、大切な名前を綺麗にかけることは、子ども達にとっても何事にも代え難い、かけがえのない財産となります。
指導者には習字の技術以上に指導力を持つことが必要です。筆っこでは、オリジナル研修プログラムを修了し、筆っこ講師資格認定を受けたインストラクターが子どもたちを指導します。また、「筆っこプロジェクト」と称して、研修を毎週継続的に開催し、筆っこの思いと高い品質の授業を提供するスキルを向上に努めています。
毎月、出品された作品に対して、「日本習字教育財団」指導員により段級位が認定されます。毎月がんばった結果として、段級位認定が子ども達の大きな動機づけになります。
他の書道会で段級位を取得している場合、初回出品の際、段級位を証明するもの(免許状、認定証、作品、またはコピーのいずれか)を添付して申請してくだされば、初回出品作品にて実力相当の認定を行います。
7月号(たなばた)、12月号(かきぞめ)は全国競書大会です。規定通り出品された作品を対象に賞審査、段級位の認定を行います。大きな舞台を目標にすることで意欲を育てます。
習字の筆っこでは授業振替ができます。休んだ分もしっかりフォローして、毎月の作品づくりがきっちり出来るよう、しっかり応援していきます。
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