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人を変えるのは大変。でも、自分が変わることは自分の意識次第でできる。
2019年 3月 6日
ご卒業された皆さん、おめでとうございます。
また、今までここまで育てて来られた保護者の方は、素晴らしいお子様たちが巣立つこの瞬間を心より喜んでおられることと思います。本当にここまでお疲れ様でした。
また、これからのお子様の飛躍を私達サクセス講師一同、楽しみにしております。
「人を変えるのは大変。でも、自分が変わることは自分の意識次第でできる。」
私も自身の子の成長をみていると、あっという間だと感じます。
4月になると、新学年。クラス替えもあるところもありますし、学校の担任の先生も変わりますね。親としても気になるところではないでしょうか。
私も例外ではなく、この時期は色々と心身ともに浮足立った気分になります。
「どのお友達と一緒になった?」「担任の先生は?」
新学期初日に帰ってきた子に親が尋ねる最初の言葉はこれではないでしょうか?
お子さまによっては、色々な反応があると思いますが、それを親が受けて、どう返答するかがこの一年を握ると言っても過言ではありません。
それは、どういうことかと言うと・・・
担任の先生とあまり相性がよくない、とか納得がいかない、というようなことを感じたり話したりする子もいるのではないでしょうか。
その時に、お母さんの反応で、子どもの意識が変わるんです。
今までお母さんはどのような反応をしていたでしょうか。
①「あら、それはよくないわね。ちょっと先生に話してみるわ。」
②「ふ~ん、そうなんだね。それであなたはそれを聞いて、どうしようと思った?」
これは、つまりどのようなことかと簡単に言うと、①は、先生が変わる、②は子どもが変わる、ということです。
相性というのは程度の差によるところもありますので、これが全てではありませんが、考え方の一つとして、私も子供に以下のように話すことがあります。
「先生が言うことに納得いかないこともあるかもしれない。
でも、本当に納得がいかないのであれば先生に真っ向から話をするか、もしくは自分が変わるしかないよね。
社会に出たら、相性のよい上司ばかりとは限らない。人間関係で苦しむことになる。
その時に、自分がどう考えて動けるかで道が変わってくる。
今は色々と考えて自分が変わってみる、自分で変えてみる、というのもいい社会勉強だと思うよ。」
「もちろん、お母さんはいつでもあなたの味方だから本当に苦しいようなことがあったらいつでも相談してきてね。」
親は、話を聞いてあげることがまず大事ですが、それを子どもと共感しながら次のステップへと導いてあげられると、子どもの意識が次へ向けられるものです。
お母さんの発する一言は、思った以上に子供に影響していると私も日々感じます。
ですから、お母さん、お子様と一緒に前を向いてこの一年頑張っていきましょう!
サクセスは、お母さんの応援団!
いつでも、お気軽にご相談ください。
子育てカウンセラー
副塾長 近藤友紀
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